ライブハウス録音した演奏がチープに感じてしまう「音質」とは
メジャーアーティストのライブDVDとアマチュアが出演したライブハウス動画との差は誰が聴いても明らかに品質が違いすぎます。楽器ごとの多重録音がなされ、緻密なミックスが行われているプロのライブ音源とライブハウスがサービスでしてくれる、簡易的なCDやビデオとは別物といえるでしょう。
アマチュア・バンドのLIVE音源は微妙な音質
スマホやハンディカムの場合
ビデオカメラによるエアー録音。客席の環境に近いから音楽バランスは聴いたままですが、プロのLIVEコンテンツと比較対象にもならないクオリティ。音楽用に特化したカメラは高音圧で収録できますが、余計なノイズを拾ってしまったりするのが難点。音像がぼやけて歌が聴こえにくい場合がほとんど。
例えば文化祭のビデオとか
ライブハウスで収録してもらった場合
PAミキサーからのライン録音。客席で聞こえている音にはギターアンプや生ドラムの「直接聞こえる音」も加わっているのでその分をマイナスした録音となっています。おおよそが微妙な楽器バランスになってしまいがち。
ライブハウスのミキサーもデジタル化が進み、会場で出している音と別のバランスで録音もできるようです。客席のマイクと混ぜて収録されています。最近は結構高い音圧で録音できていますが、しっかりミックスされた音源と違い、微妙な感じになってしまいます。
ライン録音(少しエアもMixされてます)
テレビ出演のバンド演奏はどうしてそこそこ音がいいのか?
バンドでもカラオケを使っている場合は 別として、テレビの音楽番組に出演するバンド演奏はなぜそこそこ聞ける音質なのでしょう。
テレビ放送では収録スタジオでPAが組まれ、その場にいる出演者がバランスのいいライブで聞けるセッティングがなされています。PAから出た全体的に混ざった音をエア録音したものと、楽器ごとの直ライン音声をミックスしているからです。
①PAから出たライブバランスのエア音声を高性能なコンデンサーマイクでステレオ収録
②楽器ごとのライン音声
直接音が聴こえないミキサーの調整室でこれらの音源を楽曲に適したバランスを取ればテレビ番組クラスの音源収録は難しくありません。狭くて設備が整っておらず、収録を前提にしていないアマチュア向けのライブハウスはどうしても優先順位が落ちてしまう現実があるようです。
プロのバンドはラインをパラアウトしなくてもバランスが取れている場合がほとんどです。
貴重な音源を活かせる方法を提案しています
アマチュアバンドは本格的に音源リリースするようなバンドにならない限り本格的なライブレコーディングをする機会に恵まれません。
そんなバンドこそ1回あたりののライブ価値が本当は高いはず。プロ顔負けのすごい演奏をするバンドや、まぐれ的に奇跡のパフォーマンス。そんな価値ある瞬間を何とか気持ちよく聴ける音源にできないかと始めたサービスがハイブリッド・サウンドリフォーム。
音楽として微妙なバランスを改善するライブマスタリングとレストレーション
強力ノイズ処理
自在な音像処理
オーディオ修復
高音圧ビートメイク
近年の編集技術の進化は目覚ましく、これまで難しかった音声編集の課題を次々と克服しています。
音声に混入したハム、ヒスノイズなどを録音されたオーディオから強力に除去できます。強烈使用しすぎると楽器の音色に影響があります。アコースティック系のソロ楽器には使用を控えることも。
オーディオ修復
プチっというクリッピングノイズをはじめ、軽度な音割れやオーディオエラーを取り除くことができます。瞬間的な音であればハウリングやマイクの「吹かれ」、客席の声などの特定音も軽減させることができます。
自在な音像処理
聞かせたい楽器や出すぎた楽器の調整も結構できます。EQやマルチバンドコンプによる各帯域ごとの強力なカット&ブースト。楽器定位に応じてのセンター&サイド音像を別々にエディット。
高音圧ビートメイク
マキシマイザーは誰もが簡単に高い音圧が得られるプラグインですが下手な使い方をすると耳障りになりがち。プリセットのみでなんとなくセッティングしても、緻密なEQを施したものとは雲泥の差がでます。
AI解析によるリバランス処理も進化
マスタリングやノイズ除去でおなじみのiZotope社のOzone/RXの最新版ではミックス済み音源から楽器バランスを変化させられるプラグインが搭載されています。
楽曲特性やデータ解像度により効果はマチマチですが、当サービスでも登場機会は少なくありません。RXでのリ バランスでボーカルカットのカラオケ音源作成サービスなんかもはじめちゃいました。
ドラム・ベース・ボーカルのバランスが調整できるプラグイン
一度ハマったら辞められないサウンドリフォーム
ハイブリッド・サウンド・リフォームのすべてプランは効果を事前に試してから料金が発生するトライアル・オーダー・システム。客席ノイズだらけ音声などは、ギブアップケースもありますが抜本改善できる場合もございます。お気軽にご相談ください。
演奏する頻度が少ないステージの価値は本来高いもの。誰かにとって貴重な露録音物を楽しんでみませんか。
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